ダイエット遍歴

小学校へあがるころはガリガリだった。「もう少しがんばってご飯食べようね」と言われるくらい少食で、肉類と甘い菓子類が苦手で、うどんとそばと野菜が好物だった。

 

高学年になり、スイミングスクールへ行くようになると変わった。
水泳が上達し大会や記録会に出るようになると練習量が格段に増え、それに伴い食事量が増えていった(食べないと練習が持たない)。相変わらず甘いものは苦手だったが、肉類はもりもり食べるようになっていった。いつしか大会の多い夏は痩せ、それ以外の季節は太るようになっていた。
中学にあがって水泳をやめても、夏になると痩せ(夏バテはなく食欲旺盛)、夏が過ぎると脂肪を蓄えるというのを繰り返していた。

 

きっとそういう体質なんだろう。

 

そう思いながら特にダイエットをすることもなく、高校を卒業するまで太ったり痩せたりを繰り返してきた。

 

こんな私でも、大学に入るとちょっとは体型を気にし始める。
20歳ぐらいでちょっと身体が引き締まったのも束の間、お酒を飲むようになり、居酒屋にも頻繁に出入りするようになるとプクプクと身につき始める。

 

流石にダイエットの知識を集め始めた。
とはいえ当時はネットがなかった時代。情報源はテレビ、雑誌、口コミぐらい。

 

ここからリバウンドの歴史が始まる。

 

某痩身専門フィットネス

体験しか行ってないが、柔軟体操と有酸素運動トレッドミルとエアロバイク)しかやらなかったような記憶。特徴的なものもなく、カウンセリング的なものもなく。
その割にとてもいいお値段だったのと、なんとなく雰囲気が苦手で、ろくに質問もせずに帰った。

 

エステサロンのお試し○回コース

マッサージもサウナも気持ちよかった。何より楽ちん・・・で、まんまとセールストークに乗せられて本コース契約したものの、帰宅後即クーリングオフ
特に納得がいかなかったのが食事指導。今は知らないけど、あの頃の食事指導は酷かった。
毎回食事記録を見せるのだけど、とにかく低カロリー、水飲め、野菜食べろしか言われないし、明らかに摂取カロリーが少なくても、体重の減りが少なければ「食べ過ぎ」と責められるのだ。
これじゃ知識のない中高生のダイエットと同じである。
あれ真面目に通ってたら絶対心身ともに病んでた。
確かに3kgぐらいは減ったけど、あれは痩せたのとは違う気がする。

 

鈴木正成先生の「ダンベル体操」

著書を読んですぐに2kgのダンベルを買ってきてやり始めた。所要時間、1日1回15~20分。
1ヶ月ほど経つと、肩こりがなくなったり、疲れにくくなったと感じ始め、2か月目に入ると体重は変わらないけど「痩せた?」と言われるようになり、3ヶ月経つとランニングしたくなるぐらい身軽になった。

 

某スポーツクラブの6週間のダイエットプログラム

週2回マンツーマンで筋トレ+食事制限。
食事はメニューが決まっていて、朝晩毎日レシピ通りに作るだけ。(昼食は何を食べてもOK)
渡されるレシピ集には4週間分の献立が載ってるから、悩まなくていいし、飽きないし、大豆水煮とかで上手く嵩増ししてるので満足感もあった。しかも1週間毎に食材リストが付いていたので、まとめ買いする際にも便利でよく考えられてた。
結果6週間で10kgぐらい減ったので効果的だったと思う。

 

耳つぼダイエット

当時お世話になってた美容師さんに勧められて通い始めた。
行ってたところは円皮鍼という小さい針を貼るタイプ、謎のサプリと併用。
ビックリするぐらいおなかが空かなくなり、体重も見る見るうちに減っていった。
結局閉院してやめたのだけど、やめたらあっという間に食欲&体重は元通り。今思えば、あれは耳つぼの効果というより謎のサプリの効果だったのではないかと思う。

 

どの方法であれ今まで通りの生活習慣、食習慣に戻したら、やっぱり元の体型に戻っていく。でも、ダンベル体操とスポーツクラブみたいな筋トレ系のやつは、見た目の引き締まった感が全然違うし、疲れにくくなったし、止めた後リバウンドもしにくかったように思う。

結局、やるなら自宅で無理なく続けられる筋トレ系の何かが一番だなと思っている。
今も絶賛体重、体型、体力気になり中なので研究してみようと思う。